お肉の1頭買いとは?精肉店ならではの特徴をご紹介!
京都に拠点を置く松原 肉のむら瀬では牛の1頭買いを行っています。
1頭買いでは加工する際に食べられない皮や骨を除いて、全ての枝肉を販売します。
焼き肉店などはもちろんのこと、精肉店でもパーツ買いを行うケースが多いです。
在庫状況に合わせてロース肉やもも肉など別々に購入します。
しかし、当店は1頭買いにこだわっています。
お肉の全ての部位を大切に扱い、それぞれの肉質を理解することで、お客様(焼肉店やスーパーなど)に喜んでいただけると考えています。
例えば焼肉店を運営されている方で、仕入れ先の精肉店が部位別のお肉の特徴の理解がないと、何だか不安ですよね。
「本当にこの肉質は他と比べて優れているのだろうか?」と半信半疑になってしまいます。
常に1頭買いで全部の部位を把握することでサーロインやハラミ、タンなど部位ごとの特徴や現在の状態をしっかりお客様に説明することができます。
1頭買いにデメリットがないわけではありません。
例えば、サーロインやハラミは人気部位なので、多くのご要望を頂きますが、希少部位になると仕入れを行う飲食店も少ないため、余ってしまうリスクもあります。
しかし、それでもお客様からの信頼を得るため、そして弊社の従業員一同がお肉に対する理解を深めるため、1頭買いは必要な方法だと考えています。